【株と税金】サラリーマン、20万以下なら確定申告不要?住民税に注意
こんにちは、アツジーです。
株式投資をする人なら知っておかなければならない税金のお話。
上の記事でも書きましたが、今年度は持株の現金化にあたり株式投資で利益が出ました。NISAや特定口座(源泉徴収あり)以外の方法で株式を売買した場合は状況により税金を払う必要があります。
- 税金とかよく分かんないし…
- 確定申告いるの?いらないの?
と悩んでいる人は読んでみて下さい。
株式利益にかかる税金
株式を売却したことによる利益(売却益)に対しては、所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%の合計20.315%の税金がかかります。
税金ってひと言でいいますけど、3種類あるんですよね。
あぁややこしい。
まぁざっくり所得税15%、住民税5%と理解すればいいかと思います。
もちろん損益に関しては税金はかかりません。
また、税金の支払いには確定申告を利用します。
この確定申告もややこしいですよね。
特に一般のサラリーマンの場合は勤務先で年末調整を行うため、原則確定申告は不要ですから、言葉は耳にするけど馴染みの少ないものだと思います。
確定申告をする必要がないケース
株式の売買には銀行口座と同様に、証券会社で口座を開く必要があります。
口座の種類に関しては以下の記事で紹介してますので、詳細は省きますが、
特定口座(源泉徴収あり)なら、売却時に証券会社があなたに変わって所得税と住民税を納めてくれます。
また、NISAは無敵。利益が出ても所得税、住民税がかかりません。(非課税期間5年)
よってこの2口座での売買は税金を心配する必要はありません。
確定申告が必要なケース
特定口座(源泉徴収なし)、一般口座で取引を行い、一定の利益が出た場合にはサラリーマンでも確定申告が必要となります。
この一定の利益とはサラリーマンの場合、給与所得以外の所得の合計が20万円を超える場合です。
詳細は国税庁のHPを見て下さい。
まとめると、特定口座(源泉徴収なし)または一般口座で、年間収支が+20万を超える人は確定申告が必要となります。
今回の私のケースは?
今回の私のケースは一般口座かつ収支が20万未満であったため、確定申告は不要となります。
実際に税務署にも確認しましたので間違いありません。
ただし、この確定申告が不要というのは所得税に対してのみです!
住民税に確定申告不要の制度はない
前述の通り、サラリーマンで株の利益が20万以下であれば
確定申告不要=税金を払う必要がない!!
ラッキーって思ってました。
でもこの認識は間違いです。
確定申告が不要というのはあくまで所得税に対してで、住民税に関しては不要の制度はありません。
つまり冒頭の15%は免除されるが、5%は免除されないということです。
このような免除の違いがあるのは、納付先が
所得税は国
住民税は市区町村
というように納付先が異なるためです。
納付方法は居住地の市区町村に確認してください。
まとめ
以上、株と税金について、調べてみました。
サラリーマンで給与所得以外に20万以下の所得がある人は、確定申告は不要ですが、
住民税の申告は必要となります。
特定口座(源泉徴収あり)またはNISA口座を利用すれば、このような税金の心配をする必要はありません。
そう考えるとNISAってお得ですね。
ではまた!
証券口座開設は↓↓
【大損?悲惨?】新型コロナの影響で株価がどれぐらい下がった?上がった?近況報告
こんにちはアツジーです。
みなさんちゃんと自宅待機していますか?
感染を広げないためにも自宅待機しましょうね。
私も家に篭りっぱなしです。
注目銘柄の記事を書く予定でしたが、本業でばたばたして、なかなか記事を更新することができませんした。スミマセン。
そうこうしているうちに、新型コロナが流行し、株式市場も暴落、銘柄によっては暴騰など、初心者の私にとっては非常に難しい株価の推移となりました。
難しいといっても、NISAなので損切りもせず傍観していただけなのですがね(笑)
あっ、買い増しもしました!
注目銘柄もかなり変わってしまっているので、国土強靭化は後回しにして(オリンピックも延期ですし‥)、私が購入していた株の推移がどのようになったか紹介してみようと思います。
新型コロナの様な経済にマイナスの影響を与える事象が起こった際に、
個人投資がどの様になるのか?どの様になったのか知りたい人は読み進めてみて下さい。
大損!最も下落した日
日経平均はここ数年右肩上がりで上昇してきていました。
年初来高値は1月17日の24,115円。コロナの流行で年初来最安値は3月19日の16,358円。なんと日経平均で7,757円もコロナのせいで下落したことになります。
以下の記事にも2019年のまとめ記事を書きましたが、コロナが流行する前は約+3%の12,740円の含み益がありました。
1月17日の私の保有株価は
銘柄 | 株価 | 株数 | 損益 |
サイバネット | 933 | 200 | 24600 |
アクリート | 737 | 100 | -5100 |
図研エルミック | 400 | 300 | 18600 |
日産自動車 | 634.8 | 100 | -7600 |
みずほ銀行 | 165.6 | 100 | -240 |
計 30260 |
+7.11%の含み益。
一方、3月19日の私の保有株価は
銘柄 | 株価 | 株数 | 損益 |
サイバネット | 458 | 200 | -70400 |
アクリート | 660 | 100 | -12800 |
図研エルミック | 203 | 300 | -40500 |
日産自動車 | 390.3 | 100 | -32070 |
みずほ銀行 | 122.3 | 100 | -4570 |
計-160340 |
-37.69%の含み損!!見事に全銘柄マイナス…(´;ω;`)
この差を計算すると、−130,080円。
コロナの影響でこんなにも含み損を出したことになります。
やっぱり株は難しいですね。コロナのように経済活動に影響を与えるマイナス事象が起きるとこれだけ株式にも影響があるということです。
正直19日前後は損切りをすることも考えましたが、NISAで購入していること、素人ながらコロナが終息すれば日経は元に近い値に戻る!という自信もあったので、含み損を抱えることにしました。
私は投資を始めたばかりで投資額が小さかったこと、今すぐに必要なお金ではなく、貯金しておくぐらいなら投資でもするか!という貯蓄金で投資をしていたため、まだ心に余裕がありましたが、投資額が大きかったり、すぐに必要なお金で投資をしていた場合はそうはいかなかったと思います。
現在の状況
さてさて、日経は必ず戻る!という自信のもと株を抱え続けていますが、4月30日現在の状況はどうなっているでしょうか。報告します。
銘柄 | 株価 | 株数 | 損益 |
サイバネット | 629 | 200 | -36200 |
アクリート | 954 | 100 | 16600 |
図研エルミック | 314 | 300 | -7200 |
日産自動車 | 369.8 | 100 | -34120 |
みずほ銀行 | 125.8 | 100 | -4220 |
計-65140 |
-15.3%!!
まだまだ含み損となっていますが、3月19日の株価から比較すると、
+95,200円と保有株価は上昇しつつあります。
同様に日経平均も19,771円となり、3月19日と比べて+3,413円と回復してきています。
まだまだコロナは国内外含め流行していますので、今後どうなるかは分かりませんが、個人的には株価は長期的に見れば回復していくのではないかと考えています。
ピンチはチャンス?
コロナの影響による日経の下落に合わせて買った銘柄もあります。
保有株の株価が下がっていく中、ずーっと注目していた銘柄たちも株価を下げ続け、この値段になったら買おう!としていた目標株価を下回る銘柄が多く出てきました。
具体的には、Jストリーム(4308)、NTTドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)、日本ユニシス(8056)、ANA(2902)、JAL(9201)等々。
欲しいけど、株価が高い&資金に余裕がないため買えない銘柄が軒並み株価を下げたため、ピンチはチャンス!という楽観的思考と、日経は必ず回復するという謎の自信から1名柄のみ購入することにしました(1銘柄って‥自信はあるけどお金はないんです‥)
その銘柄は
・エムスリー(2413)
エムスリーを買った理由
エムスリーは株式投資を始めた頃から注目していた銘柄で、株価の推移をずっとみていました。購入理由は、
購入しようと思っていた目標価を下回ったため
コロナが国内で本格的に流行しだした2月末。エムスリーの株価も下げ始め、3,000円以下を目標株価としていましたが、その3,000円を下回りました。
事業内容
エムスリーは医療従事者向けの情報サイトを運営し、製薬会社の情報提供支援、治験、マケーティング、医療従事者の転職支援などを行ってる会社です。
医療業界の情報IT企業としては最大手で、医療関係者ならその存在を知らない人はいません。
新型コロナの影響で、製薬会社のMRが医療機関を訪問出来なくりつつあること、動画やオンラインを用いた情報提供が益々加速するのでは?と考えました。
また、1月にエムスリーはLINEと遠隔医療事業やオンライン診療を目的とした共同出資会社「LINEヘルスケア」を設立しています。
国内ではまだ普及していないオンライン診療の普及に、新型コロナは追い風になると考えました。
以上より、総合的に判断しエムスリーを2,950円で約定しました。
エムスリーを加えた収益
先ほどの4月30日の保有株にエムスリーの株価を加えると、
銘柄 | 株価 | 株数 | 損益 |
サイバネット | 629 | 200 | -36200 |
アクリート | 954 | 100 | 16600 |
図研エルミック | 314 | 300 | -7200 |
日産自動車 | 369.8 | 100 | -34120 |
みずほ銀行 | 125.8 | 100 | -4220 |
エムスリー | 3890 | 100 | 94000 |
計 28860 |
となり、+4%の含み益となっています。
コロナショック時にエムスリーを購入するという決断はよい決断でした。
みなさんも興味があればエムスリーに注目してみて下さい。
まとめ
新型コロナの影響で、株価はかなり下落しました。
下落時には、ヤバイ!!と感じていましたが、結果的には損切りしなくてよかったと感じています。
まだまだ、コロナショック前の株価には到底及ばないくらい株価を下げたままの銘柄がいくつもあるので、皆さんも購入を検討してみてはいかがでしょうか。
私は必ず日経は回復すると信じていますが、先のことは誰にも分りません。コロナですらこんなに流行し、これほど株価を下げることは誰にも予想できなかったわけですから…
投資はあくまで自己責任です。余裕のある範囲で、楽しい投資ライフを行いましょう。
株を買うためには、銀行口座の様に、証券会社で口座を開く必要があります。
口座開設は無料なので、まずは開設してみてはいかがでしょうか。
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【2019年まとめ】初心者が株投資をした結果報告
こんにちはアツジーです。
本当は注目銘柄である国土強靭化の記事を書こうと思っていたのですが、タイミングを逃してしまうので、先に2019収支報告をさせて下さい。
ごめんなさい!
もう2020年も1ヶ月が経過しようとしているこのタイミングでの報告です笑
いつもながら遅い更新で、すみません。
株投資歴3ヶ月の初心者の結果が知りたい方は、
是非読んでみて下さい。
2019年投資の振り返り
時代は副業!不労所得!
就労以外でも収入を得たい!と思いたち、株投資をすることを決めました。
思い立った記事はこちら↓
9月より実際に株投資を始めました。
購入銘柄一覧
過去記事でも購入銘柄や注目銘柄を紹介してきましたが、2019年の購入株は以下の通りです。
購入銘柄一覧
銘柄 | 取得価 | 株数 | 2019年終値 | 損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|---|
サイバネット | 810円 | 200 | 855円 | 9,000円 | 5.56% |
アクリート | 788円 | 100 | 810円 | 2,200円 | 2.79% |
図研エルミック | 338円 | 300 | 368円 | 9,000円 | 8.88% |
日産自動車 | 711円 | 100 | 636.1円 | -7,490円 | -10.53% |
みずほFG | 168円 | 100 | 168.3円 | 30円 | 0.18% |
紹介してない銘柄もありますので、改めて記事にします。
収支
ずばり結果からいうと、
+2.96%の含み益12,740円
とまずまずの結果でした!
これに加えて、日産自動車(7201)とみずほフィナンシャルグループ(8411)
からは配当をもらっています。
日産は2018年度の中間配当である28.5円と比べると、大幅減配の10円/1株となってしまいましたが、100株で1,000円でした。
みずほFGは2018年度と同様の中間配当で、3.75円/1株の100株で375円。
合わせると+3.28% +14,115円となります。
たった3ヶ月の運用ですが、銀行の利回りよりは遥かにいい結果となりました。
感想
株投資を実際に始めてみて、1番感じたことは
「楽しい!」でした。
もちろん、お金が増えれば=楽しい!
ということになるのですが、お金を置いておいても楽しいと感じています。
具体的になにが楽しいかというと、
・株価の上昇や下落にはちゃんと理由があることが多い
・理由を調べるとその業界や会社に詳しくなったりと知識が増える
・今まであまり興味のなかった、世界や日本経済の動向を気にしたり、調べたりすることが新鮮
・会社の株好きなおじさんと株の話題で盛りあがる
別に株をしていなくとも調べればいいんですが、興味がないことはなかなか調べられないですよね。
実際に投資をすることで興味が湧くため、色々な情報を調べるようになります。
株を始める前はボーッとネットサーフィンすることが多かったのですが、目的を持ってネットサーフィンをするようになりましたね。
あと、会社のおじさんと仲良くなれたことも大きいですね。
これは株に限る話ではないのですが、仕事以外の共通の話題があることで、会話が盛り上がり、以前より距離が縮みました。
今では銘柄の情報交換をする仲です。
もちろん、お金がかかってますので、結果は大切ですが、結果を除いても上記のような副次的なメリットがあったことは、私にとって大きな収穫でした。
2019年日経推移
結果以外の収穫もあったとは言いましたが、ギャンブルではなく投資ですので、 やはり結果は大切です。
私の結果が日経の変動に比べてどうなのか?と思いましたので、参考までに比較してみたいと思います。
私が投資を始めた2019年9月の日経平均は21,755円、2019年12月末は23,656円でしたので約8.7%の上昇でした。
つまり、私の運用益である+2.96%は日経平均には及ばなかったことになります。
ただし、日経平均は東証1部の企業の平均であるため、2部やマザーズとは異なる点には留意しなければなりません。
特に私は2部やマザーズの銘柄も買っていますので、日経平均との比較はあくまで参考程度と考えています。
まとめ
まずは初心者ながら含み益で終われてよかったです。
そして何より2019年は株投資という、いつもそろそろやらなきゃなぁ〜と思っていても、チャレンジしてこなかった試みにチャレンジすることができたことが、私にとっては一番の収穫です。
少しでも株投資をやってみたいなぁと思う人は、今年こそチャレンジしてみて下さい。
(あくまで、投資は自己責任ですが‥)
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【銘柄の選び方④-2】5G関連銘柄紹介!!
あけましておめでとうございます。アツジーです。
今年もボチボチ記事を更新していきますので、ぜひ読んでください。
さて、前回の記事では注目テーマ株に関しての紹介と、実際に私が着目しているテーマについて紹介を行いました。
注目テーマは多数あるので、好きな・興味のあるテーマを選んでみてください。
ただ、個人的には2021年に、いよいよ本格化する5Gの関連銘柄が盛り上がると考えています。
今回は、その5G関連銘柄のなかで、私が注目している銘柄について紹介していこうと思います。
5G関連銘柄ってどれがいいの?
どんな銘柄があるの?
などなど5G関連銘柄に興味のある人は読んでみて下さい。
5G関連銘柄
ひとえに、5G関連銘柄といっても非常に業種が多いです。
そこで代表的な銘柄を紹介します。
通信業者
NTTドコモ(9437)、KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)や楽天(4755)といった銘柄があります。
この中で個人的には、国内最大手のNTTドコモに注目しています。
ここ一年では2019年4月14日に2,304円の最低株価を付けて以降、上昇し続けています。業績も右肩あがりで好調、配当も4%と非常に高利回りであるため、購入したいと考えています。ただ、2020年1月現在は株価が3,110円と、最低でも約31万の資金が必要となるため、資金不足でウォッチしている状況が続いています。
通信系計測機
アンリツ(6754)、santec(6777)、アルチザネットワークス(6778)といった銘柄があります。
この中で個人的にはアンリツに注目しています。
通信系計測器の大手である同社は、5G関連銘柄として代表格の銘柄です。国内だけでなく、海外にも注力している企業です。5Gへの商用サービス開始に伴い、より好業績を出す可能性があります。
2020年1月現在は株価は2,222円で約22万から投資可能となっています。
私も参入タイミングを検討しています。
通信向けソフト
サイバーコム(3852)等の銘柄があります。
サイバーコムは富士ソフトの子会社でもあり、通信分野を中心としたソフトウェアの開発を行っています。
通信系、OA機器系、車載系、業務用と幅広くソフト開発を手がけているため、5G普及に伴いより一層注目されるかもしれません。
2020年1月現在は株価は2,366円で約23万から投資可能となっています。
自動運転
トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)等を中心とする自動車銘柄もあります。
トヨタは説明の必要がない企業ですね。
日産は私もホルダーで、7月に「プロパイロット2.0」を発表し、スカイラインに導入しています。「プロパイロット2.0」は高速道路・自動車専用道路での、自動運転を他社に先んじて実現している機能です。
(個人的主観ですが、日産の現在株価618円は安すぎると思っています。
まぁ、私は711円取得の含み損で、足引っ張り株となっていますが…配当も減りましたし。日産購入記事は下記を参照ください。)
これ以外にも例を挙げるにはキリがないくらいに関連銘柄があります。
私が購入した銘柄
前回の記事で、5Gは通信速度20倍・同時接続10倍、遅延が10分の1になるということで、動的コンテンツが当たり前の世界になるという可能性についてふれました。
動的コンテンツかぁ…と思いながら様々な銘柄を調べたところ、動的コンテンツには「ストリーミング技術」が欠かせないという情報に辿り着きました。
確かに、現在でも動画や音楽コンテンツを視聴する際には、ストリーミング機能が利用されており、ダウンロードに比べて、ストレージ容量を使わないというメリットがあります。一方でデメリットは、通信容量がかかる事、安定した通信ができない場合は音や映像が途切れてしまう事です。5Gが普及すれば通信速度が上昇するわけですから、よりストリーミング機能が重要となるという情報は、信憑性が高い情報ではないかと考えました。
そこで注目した銘柄は
図研エルミック(4770)です。
購入銘柄「図研エルミック」
図研エルミックのストリーミング技術について、分かりやすい漫画で紹介されていますので、読んでみて下さい。
株式新聞でもエルミックのストリーミング技術は紹介されています。
株価は300円台と安く、低資金で投資が可能です。
また、親会社は図研(6947)であり、親子上場の会社でもあります。
最近の株価推移です。
まとめ
【銘柄の選び方④-1】注目テーマ株(5G・国土強靭化・教育ICT)から選ぼう
こんにちはアツジーです。
前回はIPO関連株から銘柄を選定する方法を紹介致しました。
これでアクリートを含めて3銘柄の購入を行い、17万円程度の投資を行いました。
この辺でしばらく様子見をしようかと考えていましたが、株を調べれば調べるほど株の魅力にハマってしまい、買いたい衝動がどんどんどんどん湧いてきます。
IPO抽選のために、口座に入金したお金もあるし、
ええい!!買っちゃぇー!!って感じです。
そこで、次に初心者の私が注目したのは、
注目テーマ株の中から、銘柄を選ぶという方法です。
注目テーマ株ってなに?
注目テーマ株の種類って何があるの?
と注目テーマ株に興味がある人は是非読んでみて下さい。
注目テーマ株とは
ざっくりいうと、今注目されている分野や話題にされている分野の銘柄のことです。
〇〇関連銘柄などという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ニュースでも、5G関連とか、AIとか話題になることが多いですよね。
株価は、簡単に考えると、
話題性がある=人気がある=株価が上がるという仕組みです。
よって、話題性が高い分野は株価が上がる可能性が高いということになります。
注目テーマ一覧
2019年12月25日、現在の注目テーマ株を紹介します。私はテーマを調べる際には、株探さんを利用させていただいています。
人気テーマ ベスト10 | ||
---|---|---|
1位 | 5G | |
2位 | 半導体 | |
3位 | 全固体電池 | |
4位 | 国土強靭化 | |
5位 | 半導体製造装置 | |
6位 | 量子コンピューター | |
7位 | 人工知能 | |
8位 | 顔認証 | |
9位 | 教育ICT | |
10位 | 衝突回避システム |
(日々変動しますので、その点はご容赦ください)
※参考:株探【人気の株式テーマ】-3日間のアクセス
上記がTOP10となっています。
やっぱり、ニュース等でよく耳にするテーマが多いですね。
テーマ株の銘柄が早く知りたい人は↓を参考にしてみて下さい。
|
私の注目テーマ株
私が実際に、注目しているテーマについて紹介します。
ポイントは2020年以降も投資家から、
注目を集めることが容易に予想できる分野ということ、自分の興味がある分野
ということです。
5G関連銘柄
5Gについての解説を簡単に。
・「5th Generation」の略で、第5世代の通信方式
・通信速度20倍、同時接続数10倍、遅延10分の1
・2020年春頃より開始予定
一般市民の私の印象では、
フーン、通信速度が速くなるのね。でも4Gで困ってないしなぁ。5Gになっても変わらないだろう…ぐらいの印象でしたが、
投資家目線で色々と調べてみると、
通信速度、同時接続、遅延が少なくなるという5Gの特徴は、自動運転やIOTの発達には必須となり、
動的コンテンツが当たり前の世界となるわけです。
例えばですが、
通信がリアルタイムになることにより、アメリカの超有名外科医に日本にいながら遠隔手術をしてもらうことが可能になったりするかもしれませんね。
以上より、単なる通信技術の進化という投資テーマを超えた注目が集まっています。
国土強靭化
国土強靭化計画とは、2014年より内閣官房国土強靭化推進室により取り組まれている、
防災・減災の国家施策です。災害が頻発、激化しています。
2019年も8月に佐賀を中心とした九州北部地方の大雨、9月には千葉県で台風15号による大雨などで各地甚大な被害を受けました。
特に千葉のケースでは、停電が約31,000戸、停電の復旧までに時間を要し、経済や人々の生活に多大な影響を与えました。
災害による最悪の事態を防ぎ、災害時の被害を最小限にとどめるため、令和2年も引き続き国土強靭化基本計画を推進し、あわせて「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」を集中的に実施する方針を政府は打ち出しています。
国土強靭化予算は約4兆円、3か年緊急対策で約1兆円としています。
詳細は、
にある、予算案のポイントを参照ください。
私は中でも、防災、減災に加えて、景観の問題も解決できる「無電柱化」に注目しています。2020年オリンピック開催に合わせて、東京都も無電柱化に取り組む方針を掲げています。
以上より、日本国土のメンテナンスへの関心が高まっています。
教育ICT
ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術)とは通信技術を活用したコミュニケーションを指します。このICTを教育の分野でも駆使していこう!というのが教育ICTです。
文部科学省が「平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針について」という通知を各県に通達しています。
要は、先生も生徒もパソコンを活用して授業をしていこうという方針で、ICT機器の設置、整備を方針として示しています。具体的には、
設置・整備一覧 | |
---|---|
・大型掲示装置 | ・実物投影装置(カメラ) |
・児童生徒用PC(最終目標は1人1台) | ・教員用PC |
・充電保管庫 | ・ネットワーク(無線・有線) |
・学習用ツール(Excel、Word、PowerPoint等) | ・学習用サーバー |
以上について言及されています。
確かに、私の子供の小学校でも大型スクリーンが教室に設置されており、ICT化が進んでいるなぁと感心しました。
合わせて2020年度から小学校でのプログラミング教育の全面実施も目標として掲げられています。
私たちの時代とは違って、今後の教育では「調べること」に時間をかけるよりも、
「調べたことから何ができるか」に時間をかけることが重要となってくるのではないでしょうか。
そういった背景により、投資家目線としては、関連市場の拡大が見込めます。
まとめ
本記事では、注目テーマ株とはなにか?ということ、私が着目しているテーマについての紹介を行いました。
テーマ株に投資をするということは、関連企業に投資をするという意味だけでなく、
そのテーマを推し進める力にもなるのではないかと考えています。
具体的な銘柄まで紹介するつもりが、長くなってしまいましたので、後日記事にて銘柄は紹介しようと思います。
皆さんも、自分の興味のあるテーマから銘柄検索をしてみてはいかがでしょうか?
本記事が皆さんの投資ライフの一助になれば幸いです。
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【銘柄の選び方③】IPO関連株を狙え!
こんにちはアツジーです。
前回の記事ではIPOについて紹介を行いました。
抽選には外れてしまいましたが、
AI CROSS(4476)の将来性はAとのことで、上場後の初値が公募価格(1,090円)を上回るのか気になって仕方ありませんでした。
そこで上場日の10月8日は株価を注視することにしました。
AI CROSSの株価を注視することで、
今後の銘柄選定の手法として使えそうな気づきがありましたので、
今回の記事ではその気づきに関して、AI CROSSの結果と共に紹介しようと思います。
IPOの結果が気になる方
IPOに挑戦しようとしている方
IPOの抽選に外れてもあきらめきれない方
は是非読んでみて下さい。
AI CROSSの結果
AI CROSS (会社概要 | AI CROSS株式会社)
上場日は10月8日。
初値
下図の棒グラフ一番左を見てもらえばお分かりかと思いますが、
初値は1,800円。公募価格の1,090円を65.1%上回りました。
100株で71,000円の収益です。
投資の世界で「仮に、もし」は考えてはだめですが、300株当たっていたら21万の利益ですよ!!!
悔しー!!
いやー、当たりたかった…。本当に残念。
株価の推移
初値1,800円以降は安値1,750円、高値2,200円、終値2,200円と高値で引けました。
しかも初日の安値である1,750円を12月18日現在まで、一度も下回っていません。
やはり前評判通り、AI CROSSは人気のある株となりました。
関連株
AI CROSSの主事業の一つに、SMSメッセージングサービスという事業があります。
このSMSメッセージングサービスとは、企業がユーザーを認証するために使われる仕組みで、GoogleやLINE等の利用登録をする際に、皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
この事業はについて調べていると、同業他社としてアクリート(4395)という会社があることが分かりました。
因みにアクリートは2018年7月に東証マザーズに上場し、SMS配信市場シェアNO.1の会社です。(SMS送信サービスならSMS配信数国内最大規模のアクリート)
アクリートの株価
10月8日のアクリートの株価は、
7日終値700円に対して、
という推移でした。
アクリート購入…が!しかし…
この日株価を注視していた私は、どんどん上昇するアクリートの株価を見て購入を決意し、指値788円で100株購入いたしました。
その後850円まで上昇し、喜んだのもつかの間、引けには760円まで値下がりしてしまい、その日のうちに含み損となってしまいました。
てか、アクリート買うなら、AI CROSS買えよ!!
という、突っ込みが来そうですが、値上がりしすぎたAI CROSSを買う勇気はありませんでした…
考察
IPOの注目株(特に総合評価AやS)が上場される日は、つられて関連株も値上がりするのではないか?という仮説にたどり着きました。
私は含み損となってしまいましたが、実際に、この日のアクリートの出来高は、
前日の137,600株の15倍以上の2,160,900株を記録しています。
※「出来高」とは売買が成立した株数のこと
つまり、投資家の注目が集まり、いつもより多くの株が売買されたということです。
AI CROSS公募価格の1,090円と比較しても、割安であるため、買いが集中したと考えられます。
今後、十分に検証する必要はありますが、注目株上場時には関連の株を前日までに仕込めばそれなりの利益を得られる可能性があるのでは?と考えています。
今回のアクリートの含み損は、みるみる上昇する株価に焦り、高値で仕込んでしまうという買いのタイミングの悪さが敗因であると考えています。
一方で、前日に購入するなどのタイミングさえ考慮すれば、関連株を投資銘柄の候補とすることは、着眼点としては悪くないのではないかと考えています。
まとめ
今回は、IPOとして応募したAI CROSSの結果と、そこから考えられる、今後の銘柄選定方法を紹介いたしました。素人の私の考えですので、あくまで参考程度ですが、皆さんのお役に立つと幸いです。
※投資は自己判断です。自己責任でよりよい投資ライフを!!!
【初心者でも勝率8割越え??】IPOへ応募しよう
こんにちはアツジーです。
前回の記事では、私が実際に購入した株について紹介させていただきました。
その後、次に買う銘柄を調べていると、
勝率8割越えの株があるとの情報にたどり着きました。
そんな美味しい話あるわけがない!
素人で疑い深い私は、その情報を鵜呑みにはしませんでしたが、
調べれば調べるほどその情報は本当で信ぴょう性の高いものであると分かりました。
その株とは…
「IPO」です!!
そこで今回の記事では、この「IPO」について紹介していきたいと思います。
IPOって何??
勝率8割ってホント?
などなど、興味のある方は是非読んでみて下さい。
IPO(新規公開株)とは
Initial Public Offeringの略で、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場することです。
上場することで、企業は資金調達が容易となり、企業としての信頼度があがります。
簡単に言えば、「新たに証券市場に上場する銘柄」のことです。
IPOのメリット
IPO購入は公募制です。
従って全員が購入できるわけではないのですが、
・人気があるため(利益が出やすいため)当選すれば大きな利益を得られる可能性が高い
・株初心者でも企業の分析をせずに投資可能
・当選後は成行注文(初値で売却)をするだけなので、
テクニカル分析ができない初心者でも利益を得られる可能性が高い
IPOのデメリット
・人気があるため(利益が出やすいため)なかなか当選しない。
・抽選の参加には、事前に資金を口座に入金しないといけない場合もあるため、事前に資金を用意しないといけない
IPOの情報入手
IPOの上場スケジュールはGoogleで調べれば、すぐに調べることができます。
私は、
やさしいIPO株の始め方
(引用:やさしいIPO株の始め方)
でIPOのスケジュールを調べています。
このサイトでは、企業の成長性・割安性・話題性・総合評価などの評価も掲載してくれているため、簡単に上場予定企業の情報やスケジュールを入手することができます。
また、上場に際し、
・どの証券会社で取り扱いがあるか
・公募価格はいくらか?
・上場後の想定価格はいくらか?
などの情報も入手することができるため、非常に参考になるサイトです。
IPOの買い方
IPOはどの証券会社でも購入することができるわけではありません。
IPO株はあらかじめ、どの証券会社で取り扱いがあるか配分が決められているため、
取り扱いのある証券会社で口座を開設していないと応募することができません。
IPO取り扱い証券会社を調べよう
下記の図で簡単に示していますが、配分ありの証券会社(B社、C社、D社)で口座を持っていないとIPOは買えません。因みに、取り扱いのある証券会社や、株式の配分数は上場する株ごとに変わります。
(字が汚くてすみません…)
この図では、一番株の配分の多いB社で応募すれば一番当たりやすいということになります。
また、口座さえ開設していれば、C社、D社での応募(併願)も可能です。
因みに、お分かりだとは思いますが、E,F,G社では配分が無いため口座開設をしていても応募はできません。
実際のIPO応募銘柄
こんなにおいしい株は応募するしかない!
と考え、実際に、私もIPO株にチャレンジしました。
私が実際に応募したIPO銘柄とその結果を紹介します。
AI CROSS(4476)
・上場予定日 2019年10月8日
・公募価格 1,090円
・当選発表日 2019年9月30日
・主幹事 SBI証券
・将来性 A(5G関連、通信会社で人気あり)
・市場 東証マザーズ
話題性の高い5G関連で、将来性も高く、公募価格も100株で約11万と、低資金で応募が可能。
私が口座開設をしているSBI証券が主幹事。
これだけの条件が揃えば、もう応募するしかないですよね。
株を始める際に、10万円で最初は運用すると妻と約束していましたが、上記の情報を丁寧に、慎重に説明することで、追加資金33万円を獲得することができました。
(我が家の資金獲得は株投資より難しいかもしれません…)
追加資金33万円なのは、300株応募したためです。
注意点(資金準備のタイミング)
証券会社によって、資金を口座に入金しなければならない期限が異なります。
・公募の申込時
・公募の抽選時
(SBI証券)
・公募の当選発表後
・購入申し込み最終意思表明時
今回のAI CROSS応募時は、SBI証券で応募したため、公募の抽選日である9月30日までに口座に入金しなければなりませんでした。
因みに、資金を入金せず、応募口数の価格に足りない場合は、SBI証券では抽選基準を満たさないこととなり、自動的に抽選されなくなってしまいます。
実は、AI CROSSの前に応募したIPOがありましたが、上記ルールを理解していなかったため、資金が足りず抽選を受けることができませんでした。
皆さんも各証券会社の資金準備のタイミングはしっかりと把握しておきましょう。
IPO結果
公募価格1,090円で300株を申し込みましたが、抽選結果は……
外れでした。
まぁ事前情報でIPOはなかなか当たらない、
確率でいうと数パーセントあるかないかとのことでしたので、予想はついていましたが、実際に外れると残念で仕方ありません。
私の分析ではAI CROSSは高値が付くと予想していたため、なおさら残念な結果となってしまいました。
実際に初値は1,800円で公募価格に対して
+710円!!!
仮に300株買えていれば、
+約21万円の収益でした…
んーーーーー残念!!!
まとめ
IPO購入は夢のある株式投資法です。
抽選という運の要素が大きいハードルを乗り越えないといけませんが、そのハードルを乗り越えることができれば、勝率は高く、利益も大きく得られる可能性があります。
また、証券会社によっては抽選に外れるたびに、次回優遇されるポイントが付く会社もありますので、あきらめずにIPO株に応募していきましょう。
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