【メリット・デメリット・退職・転職したらどうなる?】持株はやるべきかどうか
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こんにちは!アツジーです。
会社員の方は、従業員持株制度がある方も多くいらっしゃると思います。
入社した際に、色々とある会社の制度の内の一つとして説明され、
よく考えずに
・とりあえず入会した人
・面倒!よくわからない!で入会してない人
・入会しても放置しっぱなしの人
このような人は多いのではないでしょうか?
今回は通常の株式購入を始める前に、会社員の方には最も身近な持株会について、
メリット、デメリットを中心に考えてみたいと思います。
持株会のメリット
①奨励金
もう何を隠そう、この報奨金が最大のメリットです。
報奨金自体は勤務先によって、異なりますのが、東京証券取引所が2018年10月に公開している
「2017年度従業員持株会状況調査結果の概要について」によると
・調査対象3,184社のうち、奨励金については、 96.5%にあたる3,071 社において支給されている。
・奨励金額(拠出金 1,000 円につき会社から加入者に対し支給される金額)
→全体の39%が40 円以上 60 円未満を支給
→全体の34.6%が100 円以上 150 円未満を支給
→200 円以上、300円、500円を支給している会社もある
え?
これって利率に直すと、最低でも4%。高いところで20%~50%!!!
銀行の定期預金の利率が0.01%(銀行により差あり)のこの時代にですよ!
1,000円自社株として貯蓄するたびに、4%の金利がもらえるということです。
しかも毎月。ありえん!(もちろん株価は変動するので、注意が必要です。)
実際に私の会社は大体7%の奨励金が出ています。
年間20万程度自社株を購入していますので何もせず1万7千円の補助をもらていることとなります。
勤続10年で10万7千円もらえることになります。
(もちろん額を増やすこともできます)
いつやるの?いまでしょ!!
②配当金
もちろん配当金がある株式であれば、通常通り配当金ももらえます。
私の場合は年間50円~60円の配当です。1,000株で年間5万~6万もらえます。
③株価
これも通常の株と同様で、売却時に株価が上がっていれば差益を得ることができます。
が、株価が下がれば元本が割れる可能性もあります。よってメリットでもあり、デメリットでもあります。
④いつの間にか大きな貯蓄に
持株は給与天引きとなるため、忘れているうちに、いつの間にか大きな貯蓄となっているかもしれません。
奨励金も配当金も株式購入に充てるため、さらに高額となっている可能性があります。
持株をしている人は、これを機に一度確認してみてください。
持株会のデメリット
①売却に手間がかかる
持株でなければ即時売却が基本的にはできますが、持株の売却には数週間から数か月かかります。
この理由は、売りたい株数を持株会の口座から自分自身の証券会社の口座へ移動させたのちにしか売却することができないためです。
またインサイダー取引にも注意が必要で、私の会社では売却前に事前申請が必要です。
②会社に依存してしまう
この意味は給与も、財産も持株とすることで、会社に集中依存してしまうということです。
仮に会社が潰れた場合、給与も失い、財産も失ってしまいます。
特に大きな金額を持株で積み立てている人は注意が必要です。誰しも自分の会社が潰れるとは、思いませんからね。
退職・転職時
退職時も転職時も、持株会を退会することとなります。
退会後、持株は売却時と同様に個人の証券会社の口座に移動さることができます。
移動後は通常の株と同様に、保持することも、売却することも可能となります。
追記:実際に持株を退会した記事はこちら↓
追記:株の税金に関する記事はこちら↓
まとめ
以上が持株のメリット・デメリットとなります。
私自身は20代の頃は資産運用に無頓着で、持株など全く興味がありませんでした。
しかし、30代となり資産運用を考えた際に、持株の奨励金は大変魅力的な投資利率で、メリットが大きいと判断したため、
持株会に入会しています。
皆さんも一度考えてみてください。
投資初心者の方、銀行預金だけで資産はいいのか?とお悩みの方は、
是非一度読んでみてください。お勧めの本です。
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